穂高岳山荘は今年NHKBS2の番組で「北アルプスの山々」が放映された中に紹介されていた。山小屋の歴史は古く、既に70年経過して
いるという。でもイメージとは違って設備もよく改装もあちこちされていて快適な山小屋だった。涸沢ヒュッテは常時水道の水が蛇口から流れ
ていたが、穂高岳山荘は水が少ないようで受水槽がいくつもあって、最大に蛇口をひねっても細くしか水は出なかった。でも、それで充分で
ある。
天候が心配で携帯したラジオでFM放送を聞き入っていたが、深夜からは風が強まり、屋根がバタバタと音をたて窓の隙間からは風をきる
音が一晩中鳴っていた。想定外の台風9号の影響で朝から大雨となった。奥穂高岳にだけはなんとか登りたかったが、「山は逃げない」との
判断で早朝から山を下りることになった。安全なルートだが総距離にして約20kmも歩くようになる。
5:50に出発。こんな大荒れになるというのに山頂を目指して多くの登山客とすれ違う。大丈夫なのだろうか?ところが新村橋に着く頃には雨も
あがり、どんどん天候が回復してきた。くやしい思いもこみあげてはきたが、これもまた山登りなのだろうと思った。(山を楽しむのにはいくつも
の条件が必要だから。)天候は運次第。天候に泣かされる事がえてして多いが、事故もなく元気に下山できることが登山者としての最大の
約束事でもある。また穂高には必ずや会いに来ることだろう。
明神から明神橋を渡り散策コースを河童橋を目指して進んだ。携帯もやっとつながり3日ぶりに乗鞍岳に行った女性群と連絡がとれた。
河童橋から明神に向っていたが梓川の反対を歩んでいた。そして進路を変更し岳沢登山口近くで合流できた。霧も晴れて上高地の素晴らしい
展望が開けた。上高地に戻るバスの車窓からは焼岳が山頂までくっきりと姿を見せてくれた。
これから何度この地を訪ねることになるのだろうか?素晴らしい山行となった。 |
8/10の上高地ライブカメラ にりんそう 「花子班」の上高地(メンバー専用) |
全画面拡大できます |
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4:50 山荘の朝食 早い者勝ち |
5:30 山荘の受水槽 |
5:53 思っていたよりも難コースだった |
6:36 どしゃぶりの雨中 |
6:36 岩場はもう少しで終わる |
7:00 小雨になる。花が一面に咲く |
7:01 こんな写真を撮りたかった |
7:02 |
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7:02 水滴がレンズにつき曇る
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7:03
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7:05 涸沢の見晴台 ウラジロナナカマドの群生地に入っていく |
7:06涸沢ヒュッテまでの大雪渓 |
7:26 クレバスもあり注意して進む |
11:25 徳沢に戻る |
11:50 梓川 とにかく澄んでいる |
11:55 雨が完全にあがり合羽を脱いだ |
12:03 |
12:25 |
湖沼は湧き水でできている |
13:00 明神の気さくなハト |
13:18 |
13:20 カモも気さくである |
13:30 |
13:30 魚は全く無知だが、いっぱいいる |
13:32 |
13:33 木道が続くデートコース |
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14:20 再会の瞬間 |
14:25 |
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14:34 六百山だろうか |
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14:39 明神岳 |
14:40 |
どんどん晴れてくる風景に見入る |
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14:56 |
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14:59 |
15:00 ソフトクリームが美味かった |
15:20 |
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上高地バス停に急ぐ |
15:30 ロスなく臨時便に乗車できた |
15:30 |
15:54 車窓からの大正池と穂高 |
15:54 焼岳 |
19:40 高速道路からの上田市内の夜景 |
横須賀のYさんは現地に留まり、その後4日
間をかけて笠ケ岳・双六岳・槍ケ岳を登ると
言う。平湯バスターミナルの露天風呂からは
笠ケ岳が綺麗に見えていた。登りたい山だ。
Yさんと平湯でで別れ、我々は100km走行
毎に運転を変わり、2台間は無線で交信しな
がら楽しく450kmを走破し深夜1時にホー
ム着となった。。無線で歌は歌ってはいけな
いのだが、眠気覚ましにと思い、ついつい
やってしまった。効果はあったようだ。 |
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