手 倉 山 | うつくしま百名山 | 浜通り | |||
標 高 | 631m | 所在地 | 葛尾村・浪江町 | ||
登山口の標高 | 230m | 南登山口 | 難易度 | (個人的感想) | |
標高差 | 401m | 眺 望 | (個人的感想) | ||
天 候 | 満足度 | (個人的感想) | |||
山行日程 | 2009/03/21 | 外気温 | 最低気温2℃ | ||
メンバー | 菅野・齋藤 | ||||
コースタイム | 9:15 南登山口 → 10:46 手倉山山頂 → 11:25 西登山口下山 → 12:00 南登山口 → 昼食後移動 12:56 高瀬川渓谷 | ||||
記 録 | 早朝は氷点下まで下がっていたが、雲ひとつない絶好の日和りとなった。浜通りの山、第1登山は手倉山の選択となった。午後には懸の森山に登る予定で、朝8時に菅野さんと二人で家を出た。 前回、桧山の登山朽ちが分からず未遂に終わった教訓から、ルート図や山歩きの行程を詳細に記した資料を準備して自信をもってのぞむこととなった。 葛尾村を過ぎ、県道253号線を浪江町に向かい移動するが、ほとんど車が通らない。舗装はされているものの車1台が通れる幅しかない。手倉に入ると手倉山がやっと見えてきたが、道路はすぐに麓にせまり見えなくなった。左側は急斜面の岩盤が続く。落石防止のネットが張ってあるが、こぶし大くらいの石が路面に落ちている。そうとうもろい岩なのだろう。右側は高瀬川が静かに流れている。何度もカーブを過ぎ、西登山口を過ぎて約2km行くと一台の車が停車していた。南登山口だった。男性単独の登山客だ。 山に行くと初対面の方にも平気で接することができるのも不思議だ。その男性にあいさつすると地元の方で、ずいぶん山を登っている方(達人)だった。ルート図を見せるとアドバイスして下さった。地図にはない沢登りの上級者コースもあったのだ。 気を良くして付いて行こうと思ったが、もう一台の車がやってきて同じところに停車した。やはり登山客でいわきから1時間半かけてきた高年齢層のパーテイで、3台程度しか停めなれない場所だったのでスペース確保の為に車移動をやった。その間に達人はスタートしてしまっていたのだ。 赤い鳥居をくぐっていざスタートする。菅野さんが先頭にたったがペースが速い。(あと一つ山登るんだよオ〜)ハリキリ過ぎ!かな?足元は岩が崩れたガレ場もあり比較的急坂が続いたが良く整備されたルートだった。まもなくモミの大木が立っていた。進むにつれモミのキがだんだん多くなってくる。また、朽ち果てて世代交代する大木や岩の上に立つ大木が目をひいた。 一汗かくと尾根に出た。「天空の回廊」と誰かのwebで読んでいたが、山頂に向かう平らな尾根道はまさに「天空の回廊」だ。 心地よい風を肌で感じながら進む。やがて急坂を一気に登ると巨大な岩の中腹に奥の院?があり、その右端の岩を登ると一気に展望が開いた。絶句!北西から南西にかけての阿武隈山系が一望に見えた。空気が澄んでいて遠くに蔵王連峰・安達太良連峰まで綺麗に見ることができた。気がつくと急な岩の端に「達人」がまるで我庭を見る眼差しでニンマリとしていた。ほどなくいわき市のパーテイがワイワイとやってきて、狭い岩場は賑やかになった。 山頂は隣のピークで移動する。山歩きを始めて初めて太平洋をみることになる。菅野さんカメラ大好き人間でcannonデジカメ1眼レフで撮影に夢中の様子だった。(自分もそうなのだが…) 少々山頂で時間を使ってしまい西登山口に向かい下山する。落ち葉が大量に堆積して滑りやすかった。奇木を発見したりしながら急斜面を降りていく。途中のナラの樹林帯は気持ちがいい。一気に西登山口まで降りるとヒザがガクガクしていた。右側に高瀬川を見ながら県道を南登山口に向かい歩く。約2kmあろうか?でも二人で歩くと会話もあって長くは感じなかった。途中にある滝は往復1時間くらいかかるのでキャンセルし河原で昼食をとることにした。菅野さんからリオンドールにしか売っていないという鍋約うどんをご馳走してくれた。火が通った頃合をみて生卵をポトリ。いやあ贅沢贅沢!生卵を4ケ入れることができる優れものグッズは100円ショップにあるという。お奨め商品だなあ。 さて、次の懸の森山に向かうことになったが、県道途中に広い駐車場がありなんだろうと停車したら、そこは「うつくしま緑の百景:高瀬川渓谷」(リンクします)だったのだ。 |
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場所の確認 | マピオン地図 | 国土地理院地図 | ルート図 | ||
全 景 | 行程写真 | ||||
9:12南登山口駐車場3台程度のスペース | 9:12 南登山口の鳥居 | ||||
9:15 | 9:15 登山開始 | 9:16 菅野さんがスタスタと登って行く。若い! | |||
9:22 モミの大木 直径1m以上(@_@) | 9:28 | 9:33 千手枝? | |||
9:37 倒木が多かった。何故だろう? | 9:40 岩の上に巨木 | 9:52 倒木の多くはコケに包まれている | |||
9:52 | 9:53 | 10:06 水仙なのだろうか? | |||
10:10 いわきのパーテイが後を追ってくる | 10:12 尾根に出る。「天空の回廊」のスタート | 10:13前方の山が山頂だろうか? | |||
10:19 奥の院 この右脇の岩を登る | 10:20 大滝根山・桧山 | 鎌倉岳・五十人山 | |||
五十人山:安達太良連峰・麓山・日山 | 勇姿 鎌倉岳 大好きな山だ | ||||
安達太良連峰(撮影:菅野和弘さん) | いわきの面々 絶句していた。達人は? | ||||
CANNON 菅野さん 今後はCANNONと言おう | |||||
平均年齢は…60+…? | どうやら、あそこが山頂のようだ 移動開始 | 10:40 いざ 山頂へ | |||
10:46 | 山頂からの海 1 | 山頂からの海 2 | |||
10:46 専属カメラマン | 11:04 ゴジラ | 11:14 山頂付近が見えた | |||
11:14 ナラの樹林 綺麗でした | 11:23 朽ちて、なお生きる | 11:24 西登山口が見えた | |||
11:25 西登山口に下山 | 11:36 | 11:36 何の為の近道なのか?入るのは止めた | |||
11:38 パスしてしまった。次回には行ってみよう | 11:49 南登山口はまだまだ遠い | 12:01 CANNONさんが火加減調整中 | |||
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リオンドールの鍋焼きうどん、これに生卵。オプション | 高瀬川 水が綺麗です。葛尾村のおかげです。 |