西大巓から見る西吾妻山
リフトを止めた!
7時半。天元台ロープウェイ湯本駅に到着する。既に新潟や水戸や横浜・静岡ナンバーの車が数台駐車していた。ロープウェイと3本のリフトを乗り継いで北望台登山口から登山開始の予定。始発が8時ということなのでゆっくり準備できた。(参考:往復のリフト券は3200円/1人)
最初のリフトに乗り込む時に大変なハプニングが発生。私等が乗ろうとした時に突然リフトが停止してしまったのだ。非常放送が即時に流れる。そして「お客さん!そこから離れて下さい」と言われる。
なんのことだかさっぱり解らず指示通りにした。係員の様子を覗うと、私が電源コードを足に引っ掛けて抜いてしまったことは原因だったとわかった。(^^ゞ
即座に陳謝!m(__)m
北望台登山口
昨年7月末に小雨の中を同じコースを「にりんそう」5名で登った。初夏の山は雨降りも悪くはなくて、瑞々しく輝き、岩も本当の色が出て綺麗だった。でも、どうしても展望が得られない。不完全燃焼だったので、いつかは登りたい山だった。そして西大巓は素晴らしいと聞いていたので、頭の中は西大巓に出来上がっていた。
登山口から直ぐに左の向うルートを進んだ。人形石(標高1964m)に出るとガスが晴れてどんどん日差しが強くなってきて眺望が遠くまで得られるようになってきた。展望台からのルートと合流し、梵天岩に向う「いろは沼」の草紅葉は朝日に照らされて感動した。
梵天岩は小休止する登山客でにぎやいでいた。鳥海山の新山を思い出させるような大きな岩が重なり合って、見晴らしが良い。
ここまできてようやく西吾妻山と目指す西大巓が見えてきた。
右奥が西大巓
梵天岩から天狗岩と言われる吾妻神社に出る。どれが天狗岩なのかが分からなかった。
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西吾妻小屋から見る西大巓
当初の予定では、西吾妻山頂は展望がないし、時間短縮も考えて西吾妻小屋へ出て西大巓に真直ぐ登ろうとしていたが、ここでルートを間違えてしまい、西吾妻山頂コースを進んでしまった。西吾妻小屋へは神社のすぐ左から快適な木道があったのを後から知った。(PS:昨年は濃霧で見えなかった。)
西吾妻山 西吾妻山頂
ここからが本番!いよいよ西大巓の巻
昨年はここの木道で昼食をとったことを思い出す。霧で周りは何も見えなたっかが、今日はあそこに西大巓があった。
西大巓に向う左方には裏磐梯の湖沼群が一望だ。磐梯山もドカンと見える。
コメツガやダケカンバ・シラビソ・ナナカマド等に彩られた風景は☆×5です。
山頂で昼食
今回、初のパイナップル缶詰を開けてみた。重量約500g 冷えてはいなくても旨い!(100均入手) 但し10枚入りの容量は2人には多すぎた。がんばって食べた。
念願の西大巓の登り大満足。残念だったのは飯豊や朝日連峰がガスっていて見えなかった。山の展望はお天気次第。でも満足満足。帰路は天元台に戻るだけ。西大巓から西吾妻小屋までのルートは小石が多く滑りやすかった。でも、うんざりするくらい紅葉に染まった景色を楽しんで降りることができた。
おまけ付き
しゃくなげリフト乗り口には「中吾妻展望台」がある。きっと左写真に写る山がそうなのだろう。こ写真では小さいが右下には滝が見えた。でデッカクみることができます。 |